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基本情報技術者試験の資格は持ってると有利ですよ♪
企業によっては就職活動や昇給に有利と言われる基本情報技術者試験について調べました!
この記事では次の事を目的としています!
- 必要な情報収集先がわかる!
- 合格までの見通しが立つ!
- 何をすれば良いかがわかる!
「そもそも基本情報技術者試験って何?」という方は、まずは実施機関の情報処理推進機構のホームページを確認しましょう!
ちなみにマルヒは基本情報技術者はもちろん、その上の応用情報技術者、高度試験も2種類持ってます。
高度は確かにそれなりの知識や経験、理解力が必要になります。
しかし、基本情報技術者試験は、頑張れば誰でも合格できます!
私の周りにいたIT経験なしで就職した子達も2年目にはほとんど合格していました。
また、勉強にはモチベーションが必要ですが、そういった点は人によって異なりますので今回は記事に入れていません。
上記Checkを目的としています!
目次
調査方法
- 基本情報処理技術者試験
- 合格
- 勉強方法
マルヒの調査方法はこちらをご参照ください。
情報収集方法
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とりあえず資格取得したいけど何からしたらいいのでしょう?
何をするにも、まずは情報収集ですよね。
基本情報技術者試験も同じです!
まずはこれだけ見ておけば安心!
先に書きましたが、情報処理推進機構のホームページさえ確認しておけば大丈夫です!
ただ、このページだけを見ても、合格はしませんよ(笑)
試験要綱
まずは前提となる知識を確認しておきましょう!
試験範囲、試験時間、出題形式、合格ライン、様々な情報を確認する事ができます。
これらは合格を左右しますので、一度は目を通しておきましょうね!
そもそもIT関連の技術で生きていこうと思ったら、こういったドキュメントを読む能力が必要になります。
厳しい事を言うようですが、これすら読めなかったら、IT関連の仕事は不可能です。
足手まといになり、それに耐えきれなくなって人生損しちゃいます。
過去問
過去問というものは、どの試験でも重要な対策となることは説明不要でしょう。
ただ、技術者情報試験の過去問は普通の試験以上に重要になります。
かなり高い確率で過去問から出題されます!
普通、過去問って購入しますよね。
なんと基本情報技術者試験では過去問を購入する必要がありません。
先の情報推進機構のホームページで過去問を公表しています。
必ずチェックしましょう!
- 情報処理推進機構のホームページをチェック!
- 試験要綱で試験範囲、出題形式、合格ラインをチェック!
- 過去問をチェック!
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まずは情報処理推進機構のホームページを見て勉強ですね!
合格までの見通し
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過去問もわかったし、後はやるだけ・・・ではないんですね!
「過去問の入手先もわかったし、後はやるだけ!」
と思われるかもしれませんが、計画的に対策を進めましょう!
計画を立てて合格できそうなイメージを持ちましょう!
何をどれくらいやって、どういう状態になれば合格できるのか?
どの試験でも同じですね!
問題の傾向は?
午前問題
午前の問題は知識を問う問題で、四択問題です。
そして何よりもその傾向がはっきりしているのは、過去問から出る事です。
過去問対策を進めて頂ければわかると思いますが、しばしば同じ問題を目にします。
同じ問題でなくても、同じ選択肢で出題内容が違うとかもありますね。
難易度的にも「基本」ですからそれほど難しくはありません。
しかし、IT関連の基本ですから、初心者にとっては難しく感じます。
なんでもやったことのないものを始めてやるときは難しいですよね。
ポイントはIT関連の用語は英語の略称が沢山あることです。
「IT」は「Information Technology」の略です。
「LAN」は「Local Area Network」の略です。
この略称は略されちゃってますので、覚えるのがちょっと大変です。
四択すべて4文字の英語とかよくあります。
午後問題
まず、午後問題ですが、ちょっと対策した程度では解く事は難しい問題が多いです。
何故なら、考える問題だから。
用語を答えるような問題は午前で、午後は知識に基づいた判断が必要になります。
結局マークシート形式だったりするわけですが、考える力が無ければ正答は選びにくいです。
午前よりも午後の対策の方が難しいと言えます!
午後問題の出題分野
情報処理推進機構のホームページの試験要綱で出題分野を確認できます。
ちょっとこの見方がわかりにくいので解説しますね!
以下は2019年3月までの試験の出題数に関する表です。
引用元:情報処理推進機構
必ず受験時の試験要綱を確認してくださいね!
特にここ数年2019~2020年は出題数に変更がありますので要注意です!
では、表の見方です。
必修の問1の「情報セキュリティ」と問6の「データ構造及びアルゴリズム」はわかりやすいですね。
そのまんまの意味で必ず解くことになります。
問2~7ってどういう事?ってなると思います。
「○×3」「○」「○」「○」・・・出題数が6で解答数が4・・・わかりにくいですね。
「ハードウェア」「ソフトウェア」「データベース」「ネットワーク」が「○×3」なのでこの中から3問出題されます。
「ソフトウェア設計」が「○」なので必ず1問出題されます。
「プロエクトマネジメント」「サービスマネジメント」が「○」なのでこの中から1問出題されます。
「システム戦略」「経営戦略・企業と法務」が「○」なのでこの中から1問出題されます。
そしてその中から4題を選び解答します。
「ハードウェア」「ソフトウェア」「データベース」
「ソフトウェア設計」
「プロエクトマネジメント」
「システム戦略」
の6種を勉強した方が、いざ試験を受けてみたら、
「ハードウェア」「ソフトウェア」「ネットワーク」
「ソフトウェア設計」
「サービスマネジメント」
「経営戦略・企業と法務」
が出題され、対策した問題から3問しか選べないという可能性もあります。
1問は全く分からず、3問についても難易度が他と比べて高くなっている場合もありますが選択せざるを得ません。
試験前から選択肢を減らしてしまうのは得策ではありません。
苦手でも、試験時にかなり易しい内容で出題され、解きやすかったなんてこともあります。
そもそもIT関連の仕事をする上では、基本情報技術者試験レベルの内容は遍なく知っておくべきです。
対策しておきましょうね!
プログラムについては得意な言語を選んでも良いと思います!
苦手な方は表計算を選ぶのがおすすめみたいですが、これは私も選んだことが無いのでわかりません!
どれくらい勉強するの?
まず前提として、プログラム言語以外の勉強についてになります。
しっかり対策が必要な方は200時間程度の時間を確保すると良いでしょう。
ただ、時間を確保できたから受かるわけでもなく、無いから落ちるわけでもありません。
勉強ってなんでもそうなんですよね。
高い能力の有無というわけではなく、どれだけ集中できるか。
同じ学習量を得られるのであれば、余り時間は関係ありません。
本当はあまりしたくないのですが、目安だけまとめておきたいと思います。
まず前提知識のあまりない方の場合、勉強の得意な方は50時間程度、あまり得意でない方は200時間程度確保しましょう。
これで知識としては十分です。
もちろん知識だけで受かることはありませんが、理解力があって応用力があれば問題ありません。
テキストを読み進めて早い人は10時間でしっかり理解して読み終えますが、遅い方だと30時間で曖昧な理解位です。
基本的には1周すればおおよその知識は得ることができますが、苦手な方は3周位掛かります。
この時点で10倍くらい差がついちゃいます。
また、重要なのは午後問題の文章問題なわけです。
考えることが苦手だったり、文章から読み取ることが出来なければ基本情報の知識は意味がありません。
基本情報技術者試験の問題を500時間勉強しても合格できなかったりします。
更に数学の計算する能力が問われる問題もありますね。
中学生でならう計算ができれば、そんなに難しくはないはずですが・・・。
こういう文章読解や数学の知識みたいな、学生の頃に学んでおくべき点は、この勉強時間に含めていません。
学生の頃の勉強をやり直すなんてことはさすがに無理ですが、苦手な方は覚悟が必要ですね。
前提知識のある方の場合、午後の過去問を一度解いてみてください。
30点未満であれば、前提知識のあまり無い方と同じくらいの時間を確保しましょう。
40点程度であれば、読み進めるのもぐっと早くなりますので、その半分程度確保しましょう。
40点を越えるのであれば、苦手分野がはっきりしていると思います。
およそ12分野ですから、勉強時間を12で割って、苦手分野数倍した程度確保しましょう。
やり始めてみて、適宜調整してくださいね!
これにプログラム言語の勉強時間を足しましょう。
プログラム言語の勉強時間は・・・かなり人によりますので、これについてはまずやってみる事ですね。
どれくらいわかっていばいいの?
まずは午前の過去問をやって合格ラインに届く状態には必ずなりましょう!
過去数年分の過去問を繰り返しやってみて、毎回80点取れておけばよいでしょう。
試験当日60点取ればよいわけですが、繰り返しやるわけですから、それは上回らないといけないですね。
午後については暗記では対応できません。
初めて望む問題で60点を越えることを目指しましょう!
- 午前は過去問が出やすい!
- 午後は知識に基づく判断できるまでの理解が必要!
- 初学者で午前対策として50~200時間程度見ておく!
- 過去問合格ラインを目安に理解する!
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計画が大切ですね!
勉強方法
![](https://research.happinass.com/wp/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
実際に何をしたら良いでしょうか?
おすすめは、「テキスト」+「過去問」です。
「当たり前じゃん!」って思うかもしれません。
基本情報技術者試験も普通の試験なので、その当たり前で良いんです!
私のおすすめは翔泳社さんのEXAMPRESSシリーズになります。
情報処理教科書シリーズとして、基本情報技術者試験はもちろん、応用情報技術者試験、高度試験2つをとれました!
こちらはよくおすすめされているキタミ式です。
テキストの選び方としては、「午前午後の対策をどれだけ行う必要があるか」です。
基本情報技術者試験については、午前対策が不要な方は、午後対策のテキストで十分です。
ただ、自信のある方も、一度過去問で確認されてからテキストをご検討頂く事をお勧めします。
両方が必要な方は、両方の解説があるテキストが良いと思います。
また、午前問題の対策から始めましょう。
午後問題は午前問題の知識があると解きやすくなる問題も多いからです!
午前対策
基本的には「テキスト⇒過去問」の方法で対策します。
十分知識のある方は、過去問だけでも試験対策としては十分です。
ただ、知識習得という意味では一度テキストを読まれる事をおすすめします。
知識の不安な方は、まずは午前対策のテキストを読み進め、用語を一つ一つ丁寧に理解し、似ている用語の異なる点を抑えていきましょう。
過去問に出てくる用語(正答誤答含め)の5割程度が理解できるようになったら過去問演習に進んで問題ありません。
恐らく午前対策のテキストを一通り読み進めれば、この状態になれると思います。
この状態になれば隙間時間などを利用して対策ができますので、効率がぐっとあがります。
そしてこの過去問演習が午前対策の要となります。
「過去問演習⇒答え合わせ⇒誤った回答、自信の無かった回答の理解」
これを、コツコツ、繰り返し、確認していきます。
あっさりしていますが、午前対策はこれだけで十分です!
午後対策
午後対策は大きく分けると、午前問題の延長と、プログラム問題に分かれます。
午前問題の延長
問7までは午前問題の延長と言えます。
午後対策の本であっても、基本的には午前問題の延長で、前提となる知識は午前問題の対策が有効です。
午前問題と出題形式が変わりますので、出題形式に対応することは必要になります。
問7まではテキストに載っているような知識と、論理的な考え方ができれば問題ありません。
前提となる午前問題の学習が進んでいれば、
「桃太郎の話をしているのに、急に金太郎の話になっていた」
位の選択肢が多いので、消去法で解くことができます。
そう感じることが出来なければ、まだ午前問題の用語の理解が甘いのかもしれません。
あるいは問題文をしっかり読めていない場合があります。
問題文をしっかり理解して解かなければ桃太郎が金太郎に変わっても気が付けません。
問題文をしっかり読みましょう!
プログラム問題
正直なところ、検索してもこの対策があまり見つかりませんでした。
なんか、ありきたりと言いますか、みんな表計算を選べばいいくらいの事しか書いてない…。
ここまでも調査しつつもほとんどマルヒオリジナルなのですが、ここは完全マルヒのオリジナルです。
問8のアルゴリズム問題と問9以降のプログラム言語の問題は今までの用語ベースの知識では解くことができません。
実際にそのプログラム言語で簡単なプログラムを作ることが出来なければ得点は難しくなります。
という事で、逆に言えば簡単なプログラムを作ることができれば、難しくありません。
簡単なプログラム、作れるようになっちゃいましょう!
プログラムについてはまた記事にしたいと思います。
- テキスト⇒過去問で午前対策!
- 午後問題が難しいのは、午前問題の知識や理解の不足!
- 問題文をしっかり読む!
- プログラムを始めよう!
![](https://research.happinass.com/wp/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
普通の対策で十分合格できるんですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
基本情報技術者試験の合格率等を見ると、難しそうに思えるかもしれません。
また、初学者にとって、慣れない横文字が多い事もハードルを上げる要因だと思います。
ただ、対策さえしっかりできていれば合格するのは難しくありません!
実は試験を受けてみるとわかるのですが、欠席者が多いのもこの試験の特徴です。
理由は・・・恐ろしくて言えません。
テキスト⇒過去問で基本的に合格する事ができます。
過去問は情報処理推進機構のホームページで入手できますから、後はテキストです。
2000円程度はしますが、知識を得ることができ、資格も取れるので、安い授業料だと思います!
- 情報処理推進機構のホームページをチェック!
- 過去問合格ラインを目安にする!
- 至って普通、テキスト⇒過去問で対策する!
- 午前に自信のある方は、いきなり過去問でも良いかもしれません!
情報処理推進機構ホームページ
おすすめのEXAMPRESSシリーズ
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ここまでお読みくださりありがとうございました!