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応用情報技術者試験に合格するための勉強方法

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応用情報技術者試験の資格は一定の能力を示す肩書になります!


応用情報技術者試験は持っていると一定の情報処理技術の能力があることを示せる資格です!
キャリア10年のSEでも試験に受からない方は受からないです。
この記事では次の事を目的としています!

  • 基本情報技術者試験合格者が応用情報技術者試験に合格する勉強方法がわかる!

もし「基本情報技術者試験もまだ合格してないんだけど」という方は、以下もチェックしてみてください!

ちなみにマルヒは応用情報技術者はもちろん、その上の高度試験も2種類持ってます。
高度は確かにそれなりの知識や経験、理解力が必要になります。

応用情報技術者試験もそれなりの知識は、もちろん必要です。
私の周りにいたIT経験無しで就職した子達はやはり取得に何年も掛かっていて大変そうでした。

調査方法

  • 応用情報処理技術者試験
  • 合格
  • 勉強方法

マルヒの調査方法はこちらをご参照ください。

勉強を始める前に

情報処理推進機構のホームページは確認されていますか?

何をするにも、まずは情報収集が必要です。
応用情報技術者を目指す方ならなおさら重要でしょう。

もし、情報処理推進機構のホームページをよく確認していない方は、必ず事前に確認が必要です!
一度基本情報技術者試験で目を通されているかもしれませんが、改めて確認しておきましょう!

まず過去問があるので、過去問は絶対やっておいた方が良いです。
これは当たり前ですね。

後は、試験要綱のチェックも必ずやっておきましょう。
試験範囲や試験時間、出題形式、合格ライン、様々な情報を確認する事ができます。

  • 情報処理推進機構のホームページをチェック!

問題の傾向と対策

過去問もわかったし、後はやるだけ・・・ではないんですね!

基本情報処理試験のときもそうでしたが計画的に対策を進めましょう。
「過去問の入手先もわかったし、後はやるだけ。」
では、基本情報ならまだしも、応用情報では合格率が低くなります!

応用情報技術者試験は基本情報技術者試験よりも、より技術技術しています。
専門性の高い資格試験になりますので、体系的な知識が必要になります。
経験だけでは中々知識的に不足してしまい、実力があっても合格するのは難しくなります。

基本情報がぎりぎりだった方や技術に自信の無い方は、堅実に基礎固めをしていきましょう。
その中で問題の傾向や対策が見えてくるはずです。
技術力の高い方は、問題の傾向や対策に重点を置いて、合格できそうなイメージを持ちましょう。

問題の傾向は?

基本的には基本情報処理技術者試験と同じです!

午前問題

午前の問題は知識を問う問題で、四択問題です。
基本情報技術者試験同様、多くの問題が過去問と同じ問題で出題されます。

難易度的には「応用」ですから、基本情報技術者試験よりも難しくなります。
計算等を伴う問題も多く、用語を知っていれば受かるような試験ではなくなります。
用語問題も、より詳しく正しい説明文を選ぶことになります。

午後問題

午後問題も基本情報技術者試験よりも問題が難しくなります。
一問一問の前提条件を説明する文章が4ページ程度続きます。

基本情報技術者試験の午後問題は、考える問題とはいえマークシート形式でした。
しかし、応用技術者試験からは記述式の問題も出てきます。
運で正解できる可能性はかなり低くなりますが、合格ラインは変わりません。

基本情報技術者試験同様、午前よりも午後の対策の方が難しいと言えます!

午後問題の出題分野

情報処理推進機構のホームページの試験要綱で出題分野を確認できます。

以下は2019年3月までの試験の出題数に関する表です。


引用元:情報処理推進機構

必修の問1の「情報セキュリティ」はわかりやすいですね。
そのまんまの意味で必ず解くことになります。
問2~11は基本情報技術者試験のときの様に選択形式になります。
この選択の中から4問を選ぶことになります。

基本情報技術者試験のときは、午後問題の出題範囲のすべてをやっておいた方が良いと私は思っています。
ただ、応用情報技術者試験となると、そこまで贅沢言えないかもしれません。

全ての問題に精通しても、全問に目を通す時間がありません。
ただ、知識の習得という意味では軽く触れておいた方が良いと思います。

出題形式がこのような選択形式ですので、受ける問題はおおよそ決まります。
ここで性格が出てきますが、選択を4問に絞るよりも、5問、6問に絞るというのも有効です。

と言いますのも、選択式の問題は「題材」が決まります。
得意のデータベースの問題の題材が「アパレル」の題材だったとして、「アパレル」が苦手だとイメージが付きにくく何とも解きにくいものです。
そのようなときに、補欠候補があると選択の余地があります。
もちろん勉強時間は増えますけどね。

プログラム言語の問題が無い!

基本情報技術者試験と大きく異なるのは、プログラム言語の問題が無い事ですね。
プログラムの得意な方にとっては残念なことですが、苦手な方にとってはありがたい事かもしれません。

  • 午前は選択式、午後は記述式の問題が出てきます!
  • 午後は問題を選択する事ができます!
  • プログラム言語の問題はでません!

計画が大切ですね!

対策(勉強方法)

実際に何をしたら良いでしょうか?

おすすめは「テキスト+過去問」です。
応用情報技術者試験も基本情報技術者試験より難しいとはいえ、基本的には普通の試験です。

私のおすすめは翔泳社さんのEXAMPRESSシリーズになります。

情報処理教科書シリーズとして、基本情報技術者試験はもちろん、応用情報技術者試験、高度試験2つをとれました!

こちらはよくおすすめされているキタミ式です。

応用情報技術者試験の問題はより詳しい知識が必要です。
基本的には午前範囲を含めて学べるテキストがあったほうが良いでしょう。

午前対策が不要だとお考えの方も、一度過去問を解いてから対策を始めると良いと思います。
過去問で思ったより点数が取れない可能性があり、午前問題から学び直した方が良い可能性があります。

というわけで、基本的には午前問題の対策から始めましょう。
午後問題は午前問題の知識があると解きやすくなる問題も多いからです!

午前対策

基本的には「テキスト⇒過去問」の方法で対策します。
問題で問われる知識と理解の難易度が基本情報技術者試験よりも上がりますが、基本的に対策は同じです。

ただ、十分知識のある方も、必ず対策しておいてもらった方が良いと思います。
意外と詳しい理解を問われますし、計算問題が出てきますので練習が必要になるかと思います。

というわけで、まずはテキストを1周読むところから始めます。
恐らくテキストを一通り読み進める事ができれば、ある程度過去問に対応できるようになると思います。
不安だらけな場合は何周か繰り返し読み込みましょう!

ある程度自信がついたら過去問に取り組みます。
「過去問演習⇒答え合わせ⇒誤った回答、自信の無かった回答の理解」
これを、コツコツ、繰り返し、確認していきます。

午後対策

午後問題は午前問題の知識を使って解くことになりますが、問題文を理解する事が最初の課題になると思います。
4ページ程度の問題文になりますので、こういった文章を熟読する事が出来なければ解答は難しいでしょう。
全部が全部ではありませんが、学んだ知識を元に論理的な考えをもってアウトプットできる能力が問われます。

午後対策としてはやはり過去問演習が有効です。
問題も同じ問題が無いとは言え、回数を重ねると「似ている」と感じてくるようになると思います。
ただし、いくらやっても点数が伸びない可能性があります。

情報処理推進機構の過去問の講評はありますが、解説がありません。
そのため、丸付けをした後の学習がおろそかになりがちです。

丸付けあとに理解を深める機会が無ければ勉強した事にはなりません。
必ず「何故正解はこの答えなのか?」を確認しましょう。
そこで差が付きます!

解き方の工夫

意外にも学校の国語の文章問題の解き方は人によってまちまちです。
文章を全部読んでから設問文を読む人と、設問文を読んでから文章を読む人と別れます。

もし後者であるならば、前者の問題の解き方を試してみるのもありです。
応用情報技術者試験の問題は深い理解が必要なので、設問と行ったり来たりするともう一度文章を読み直す必要が出てきたりします。

色々試してみて自分に合う方のやり方を見つけるのも勉強です!

選択分野

まず、問題の傾向でもおすすめしていますが、4問ギリギリではなく、5問、6問の対策がおすすめです。
この分野の選択は午前対策を終了し、午後対策を初めて数周してから選択しましょう。

苦手と思っていても問題が解きやすいという事はよくあります。
少なくとも午前問題の勉強で知識は得ているはずですから、午後問題を解く前提知識は持っています。

意外と問題文の難しさが、情報技術の難しさを越えている場合があります。
苦手な分野だからと、いきなり諦めてしまうのはもったいないです!

午後対策をある程度進めて、一度決めた分野の得点がいまいち伸びない時、場合によっては選択分野を選び直すのも手かもしれません。
その意味でも試験直前で変えることの無いよう、早めに対策しておけると良いですね。

どれくらい勉強するの?

時間では中々決められない部分があります。
基本情報技術者がぎりぎり合格だった方も、満点だった方もいるわけです。

情報処理技術者試験は難易度が低めなのでそれなりに勉強時間が決まってきます。
それでも個人差は大きかったわけです。

応用情報技術者試験は難易度が上がるので、理解するまでの時間の個人差がさらに大きくなります。
そのため、繰り返しになってしまいますが、テキストの演習量等を参考値としてご提示しておきます。

テキストは理解に自信のある方は1周、自信のない方でも3周もすれば十分だと思います。
技術に自信のある方でも、一度は目を通された方が良いです。

ある程度テキストの理解が出来たら、午前の過去問を一度解いてみてください。
ある程度理解が進んでいれば、午前問題は5割程度は得点できると思います。
もし5割に満たなければもう一度テキストを1周された方が良いと思います。

午前の過去問はやればやるほど点数が上がります。
この伸びが小さい場合も前提となる知識があまり可能性があります。
3回やってもあまり変わらないようであれば、テキストに戻ったほうが良いでしょう。

過去問を繰り返して少なくとも7割を越え、できれば8割程度取れるようになっておけば安心です。

  • 基本的にテキストは1周以上して、午前対策をしましょう!
  • 午後は長い問題文をしっかり理解し、知識をアウトプットする練習が必要です!
  • 午後問題の勉強で差がつくのは、丸付けをした後の対策です!

難易度は上がっても、普通の対策が有効なんですね!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

応用情報技術者試験の合格率は2割程度なので難しく見えるかもしれません。
試しに過去問をやってみると更に難しそうに思えるかもしれません。

ただ、対策さえしっかりできていれば合格するのは難しくありません!
これは基本情報技術者試験も、高度試験も同じなのですが、試験当日空席が目立ちます。
理由は・・・お察しください。

基本情報技術者試験とはやはり難易度がぐっと上がります。
基本情報技術者試験は知識があれば過去問だけでも合格できたりします。
その乗りで応用情報技術者試験を受験しない方が良いです。

私も基本情報も応用情報も一発合格で、得点もほぼ満点近かったと記憶しています。
基本情報技術者試験なら、自信があればテキストなしでも行けると思います。
応用情報技術者試験については、午前問題対策も必ず必要だと感じました!

  • 自信があってもテキストを使って午前対策しましょう!
  • 過去問で合格ラインを目安にしましょう!
  • 午後は過去問で誤ったところ、自信の無かったところの対策で差が付きます!

情報処理推進機構ホームページ

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ここまでお読みくださりありがとうございました!